2024年07月08日

自分の体調に沿ったお茶を

こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。

前回緑茶の成分についてほんの少し触れたのですが、
今回は迷った時のお茶選びの参考にして頂ければと、ほんの少しお茶の発酵について触れてみたいと思います。
緑茶は不発酵茶に分類されていて、収穫した後に蒸す・炒る・煮る事でいつも飲んでいる緑茶となります。
発酵を行わない為、お茶の色は鮮やかな黄色味がかった緑色となります。

青茶(烏龍茶など)は半発酵茶に分類されていて、収穫後酸化発酵させた後高熱を加え発酵を止めると、いつも飲んでいる青茶となります。
お茶の色は緑茶と紅茶の間に位置する為、鮮やかな薄茶色となります。

紅茶は発酵茶に分類されていて、収穫後酸化発酵させるといつも飲んでいる紅茶となります。
お茶の色は発酵が十分に行われている為、芳醇で艶のある茶色となります。

黒茶(プーアール茶など)は後発酵茶に分類されていて、収穫後酸化発酵させた後高熱を加え発酵を止め(一次発酵)、乳酸菌や酵母などの微生物を利用し発酵させることで(二次発酵)、いつも飲んでいる黒茶となります。
お茶の色は茶葉を取り出すタイミングによっては漆黒に近い艶のある褐色となります。


発酵が行われる程身体に優しく、身体を温めると伝えられていますので、
自分の身体が冷えていると感じる際は発酵茶を。身体が熱を持っていると感じる場合は不発酵茶を飲むと良いかもしれませんね。

暑さや湿度、日々の疲れで身体が参ってしまう前に、十分な睡眠と適切な食事を取り入れていきたいものですね。
お身体ご自愛くださいませ。


記事投稿:東京営業所アシスタントS
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2024年05月29日

温かい緑茶と水出し緑茶

こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。

夏は汗もかき易く、水分補給が大事な時期ですね。
喉が渇いたと思ったら脱水症状の始まりですのでこまめな水分補給を心掛けたいものです。

前回お茶の成分、水溶性と不水溶性にほんの少し触れたので、
今回は緑茶の成分についてもほんの少し触れたいと思います。

ちなみに
「緑茶」・・・お茶の葉とお湯で入れた温かいお茶
「冷茶」・・・お湯で緑茶を入れた後冷ました、温かいお茶
「水出し緑茶」・・・お茶の葉と冷たい水で入れた冷たいお茶
「氷出し緑茶」・・・お茶の葉と氷で入れた冷たいお茶
となります。

温かいお茶を入れた場合(80℃ぐらい)、エピガロカテキンガレート(EGCg)やカフェインの作用が働き、エピガロカテキンガレートによる抗炎症作用・抗酸化作用、カフェインによる覚醒が主に効能として上げられています。

冷たいお茶を入れた場合(10℃以下)、エピガロカテキン(EGC)やテアニンの作用が働き、エピガロカテキンによる免疫系の強化(マクロファージの活性化)、テアニンによるストレス緩和が主に効能として上げられています。

※補足※
1:エピガロカテキンガレート、エピガロカテキンはカテキンの一種です
2:カテキンはポリフェノールの一種です
3:エピガロカテキンガレートは苦味・渋味の成分です
4:テアニンはアミノ酸の一種、旨味の成分です
5:マクロファージは白血球の一種です

氷で緑茶を入れるとカフェインの出が少ないので(全く出ない訳ではありません)、就寝前に緑茶を飲みたい時などは氷で入れた緑茶を漉して飲んだりすると良いかもしれませんね。

「温かいお茶」「冷たいお茶」、好みの温度の緑茶があると思うのですが、たまには効能を気にして緑茶を入れてみてはいかがでしょうか。また、沢山飲めば良いと言う訳ではありませんので、適量の摂取を長く続けられると良いですね☕


記事投稿:東京営業所アシスタントS
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2024年05月17日

茶殻を肥料に

こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。

これまで日本茶を飲み終わった後の茶殻は大半捨てていたのですが、
お茶の成分は全て水に溶ける訳ではなく、
お茶として取れる水溶性成分は20~30%、
茶殻に残ってしまう不溶性成分は70~80%あるそうです。

成分がそんなに残っているのに茶殻を捨ててしまうのはもったいないなと思い、
育てている野菜に肥料としてあげることにしてみました。
飲み終わった後の茶殻をザルにあげて、乾燥させていきます。
(日本茶だけでなく紅茶や中国茶やコーヒーもまとめて同じザルに入れています。乾燥しやすいようにざるに紐を括りつけて、軒下へ吊るしています)
IMG_7017.JPG


今育てている野菜に対してはカラカラに乾燥させたものを土の中に混ぜ込んでいますが、
野菜を茶殻のみのプランターで育ててみたいなと思っています
土は一般ごみでの廃棄が禁止されていますが、
茶殻であれば賃貸などでも野菜作りが出来そうですよね。

大量の茶殻が必要となるのでいつ頃野菜が育てられるのかは判りませんが、
色々と結果が出ましたらブログに綴ってみたいと思います。


記事投稿:東京営業所アシスタントS
posted by towa at 11:10| 生活や健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月16日

アシスタントSとお茶と夏

こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。
関東も梅雨入りし、身体の調子を崩しやすい時期ですね
どうぞご自愛くださいませ。

さて、お茶を飲むのが好きなアシスタントS。
ここ数カ月好んで飲んでいるのはプーアール茶なのですが、
先日、夏に向けてのお茶を購入してきました!

「麦茶」と「はと麦茶」です。

麦茶もはと麦茶も、五性では”涼”となります。
この”涼”は、熱を冷まして、身体を冷やすという性質があります。
緑茶も不発酵茶ですので、”涼”の性質を持ちます。
※五性・・・食物の性質のことです。温・熱・涼・寒・平に分けられます。平を除いて四気とも表されます。

小学生の頃、夏休みに田舎へ帰省すると、麦茶とスイカ(寒)やキュウリ(涼)がお盆に乗ってテーブルに運ばれて来ました。
知らず知らずのうちに身体の熱を冷ましていたのだなと今になって思いますし、
昔ながらの知恵と言うのは生活に寄り添った知恵なのだなと改めて感じてしまいます


と言うお話をしつつ、飲んだことのないお茶には季節を問わず手を出してしまうので、
苦丁茶(くうていちゃ)を同じタイミングで注文してみました。
苦味の中に甘さがあると言われているので、届くのが楽しみなアシスタントSです。

記事投稿 東京営業所アシスタントS
posted by towa at 09:00| 生活や健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月07日

アシスタントSと梅雨とお風呂

こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。
梅雨の季節となりましたね。雨を眺めているのは好きなのですが、食品が傷みやすいのがこの季節のつらい所です。

さて、以前東京営業所の所長がお庭の写真を上げられていましたね
以前の記事はこちら→

お庭や公園に生えているドクダミ。
このドクダミも生薬なんです。生薬名は「十薬」と言います。
その名の通り、十の薬になるという諸説もある、日本3大薬草の1つになります。

ドクダミ茶は有名ですが、ドクダミ風呂もおススメです生の葉の匂いの成分は消炎・抗菌作用や緩和の効果があると言われています。
汗をかきやすいこの時期のお風呂に入れると、上記の作用からあせもやかぶれなどに効果があると言われているので、家にドクダミが生えている方は肌に合うかを手桶などで十分試した上でお風呂に入れてみて下さいね。

ドクダミの薬草風呂(生の葉)
ドクダミの葉.jpg
ドクダミの葉についている汚れを取り除いて、短冊状に切ります。
ドクダミティーバック.jpg
散らばるのは大変なので、ティーバックに入れてからお風呂に入れます。
揉みだしながら入浴してみて下さいね。


日陰干し.jpg
ドクダミを日干し中です。
日干し5日目.jpg
5日目の様子です。段々と乾いてきました。
日干しすると匂いが弱まるので、ドクダミの匂いが気になる方はこちらを実践されてみて下さいね。疲労回復に効果があると言われています。さすがは十の薬ドクダミ!

昔から民間薬として重宝されてきたドクダミ。
生の葉で入るドクダミ風呂はこの時期ならではですので、興味のある方は試されてみてはいかがでしょうか?


記事投稿 東京営業所アシスタントS

posted by towa at 10:00| 生活や健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする