2023年12月18日

ふたご座流星群の季節です

今年も、年末恒例の「ふたご座流星群」の季節がやってきました。

今年の極大日は12月14日で、うまい具合に月齢1.1と、ほぼ新月です。
しかし…14日の天気予報は夕方から曇り予想。

というわけで、13日に観測を実施しました。
当日、23時から観測開始です。
星が見えないような雲はありませんが、家から見ると、ちょうどふたご座付近に薄い雲が掛かっている状態です。

1時間ほど観測しましたが、観測数はわずか2個
しかも、ほんの一瞬で、昨年のような火球クラスのものは観測できませんでした。

翌14日も「もしかしたら雲の切れ目から観測できるかも」と思い、トライをしてみますが、べったりの曇りで全く星が見えません…

まあ、天候に大きく左右されるイベントですから、仕方ないです…
次回は「しぶんぎ座流星群」1月4日が極大日です。

今度はたくさん観測できるといいな!(Link:NAOJ 国立天文台)


記事投稿:池田

posted by towa at 14:32| 天体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月04日

9月のオリオン座

暑い日が続いていますね!

先日、あまりに寝苦しくて、寝付けなかったので、午前3時にのこのこ起きだして、ベランダでタバコを吸いながら、ふと東の空を見ると、冬の代表的な星座の「オリオン座」が昇ってきていました。

星座.PNG
画像:つるプラ フリー版

暑い時期で見た冬の星座… 思えば今日は9月2日でした
時期的に考えれば、明け方に「オリオン座」が見えても不思議ではないのですが、こう毎日暑いと秋が近くなっている感覚はありませんね…

それでも季節は巡ってきます。


記事投稿:池田

posted by towa at 14:11| 天体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月22日

ふたご座流星群

12月14日はふたご座流星群の極大でした。
ふたご座流星群は近年出現数が増加しており、今年の観測を期待していました。

ふたご座.JPG
画像:国立天文台(抜粋)

12月14日当日は、快晴で観測にはもってこいの環境です。
うちからの観測では、ふたご座が東の空に見え始めるのが19:00頃からでしたので、まずは20:00少し前から初回の観測です。

観測を始めてすぐ、いきなりの特大が来ました!
ふたご座からオリオン座に向かって火球レヴェルの大きさです。
1秒ぐらい明るく光って、そのあとも軌跡が数秒消えずに残っています。
こんなの見たのは初めてでした。

21:00前に一旦中止(食事したり色々したので)22:30頃から観測再開です。
結果、大小取り混ぜて、9個観測できました。
火球レヴェルの物は、前日から度々観測されているそうで、私が観測を止めた後にも出現したそうです。

前回のオリオン座流星群が不発(観測=0個)だったので、年の締めくくりとしては満足できました。(リンク:国立天文台・Wikipedia)


記事投稿:池田

posted by towa at 13:15| 天体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月16日

皆既月食

ちょっと間が空きましたけど… 11月8日は、皆既月食でした。

今回の皆既月食は、惑星食(天王星食)が同時に起こる、珍しいケースでニュースでも大きく取り上げられました。

で、11月8日当日です
天候は快晴で、天体観測にはまたとない、絶好の天候です。

家からだと、東側に大きなケヤキの木があって、早い時間は月が隠れて見えませんが、皆既食の始まる前、19:00過ぎからは、はっきりと観測することができました。

 20221108_185154.jpg 部分食の途中(欠け始め)

 20221108_193636.jpg 皆既食中

スマホの写真なので、なんか、ぼんやりしてます…

 20221108_210419.jpg 部分食の途中(欠け終わり)

同時に観測できる天王星食ですが、さすがに肉眼での観測は出来ませんが、倍率8倍程の簡易望遠鏡で何とか見ることができました(レンズのゴミの様なレヴェルで、いまいち盛り上がりには掛けますが…)

次回の月食は部分月食で、2023年10月29日です。


記事投稿:池田

ラベル:皆既月食
posted by towa at 14:33| 天体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月09日

442年ぶりの皆既月食と天王星食

ニュースでも話題になりましたが、昨日442年ぶりという皆既日食と天王星食が同時に起こりました。
次回見れるのは300年以上先との事なので、一生に一度の天文ショーです。


ですがこのような天文ショーも古代メソポタミアでは月食は王を攻撃するものと考えられており、月食の時期には身代わり王を立てていた記録が残っています。
(後に身代わり王は殺されていたと考えられています。)
また、古代メソポタミアでは天文学が発達しており、月食・日食の時期がある程度予測できたようで、月食による占いなどもあったようです。

古代インカでは月をジャガーが攻撃しているとされ、月食が始まり月が赤くなるとと槍を空に向かって振り上げたり、犬を吠えさせたりして月食を追い払う習慣があったようです。

日本でも平安時代~鎌倉時代の書に、月食は良くないことが起こる兆しのため、月の光を浴びないよう建物に避難したという記録が残っているそうです。

月食のメカニズムが解明された現代では天文ショーとして喜ばれますが、古代の人々にとっては凶兆、月食の赤い月は大変恐ろしかったのかもしれません。


投稿:渡辺
posted by towa at 12:03| 天体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする