2024年10月15日

クレステッドゲッコーの脱皮不全(また)

タイトル通りここ最近の温度と湿度の急降下のせいか、クレステッドゲッコーのチャコが脱皮不全を起こしました。
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当然ながら、脱皮不全の写真を撮る余裕はありませんでした。

クレステッドゲッコーは他のヤモリと比べて皮膚が薄いのか、成功してもあちこちに脱ぎ散らかしているのですが、今回は顔面と手足の裏だけは綺麗に取れていたものの、体は丸残りです。
なので、脱皮促進剤をスプレーしてピンセットで剝がしましたが、めちゃめちゃ抗議するんですよ…。
ゲコゲコ鳴いて、尻尾をペチペチします。(威嚇はされない当たり、飯係は認識しているようです)

少しずつ皮を剥がし、ケージを加湿して3日かかりました。
終わった後のチャコはこちらです。
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人工の葉っぱの下に隠れて出てきません。そりゃ嫌だよな…。
でもご飯をあげたらしっかり食べていました。

今回は足の裏や顔面は大丈夫だったので、病院には行かずに済みました。
また乾燥の季節なので、脱皮不全にならないように気を付けてやらねば…。


投稿:渡辺
posted by towa at 11:42| 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月09日

爬虫類に必要な日光浴

だいぶ前にブログの記事にしましたが、昼行性(昼型)爬虫類(カメ、トカゲ)は太陽光が必要です。池のカメが春や夏によく日干ししていますよね。
爬虫類にとっての太陽光は、変温動物である彼らの体温調節をし、紫外線はビタミン生成やカルシウム吸収、骨の形成を促す大切なものです。

ですので、飼育下の場合は太陽光の代わりとなるものが必要になります。
それがバスキングランプ(熱源)と紫外線ランプです。

どの爬虫類にも同じランプを使う訳ではありません。生体の生息地に近い温度や紫外線量にすることが必要になります。(生息地の気候を調べてランプを購入します)バスキングランプも紫外線ランプも色々な形状、強さのものがあるので、飼育環境に合わせて選ぶことができます。

紫外線の波長と爬虫類に対する働きは以下となります。
UVA(315nm~400nm)
脱皮や食欲の増進の作用があるとされています。

UVB(280nm~315nm)
爬虫類はUVBからビタミンD3を生成することにより、体内にカルシウムを吸収、丈夫な骨を保ちクル病(骨がもろくなる病気)や骨疾患を予防します。室内飼育の爬虫類はクル病が多いので、大切な紫外線です。

UVC(100nm~280nm)
殺菌作用があり、爬虫類の病気(皮膚病など)を防ぎます。

カメを例にすると、日本の池などにいるイシガメやクサガメなどのミズガメは、あまり強い紫外線を必要とはしませんが、リクガメには強い紫外線や温度が必要です。これはリクガメが熱帯や亜熱帯原産の生き物であるためです。
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ミズガメ。上のランプがバスキングランプ、下のランプが紫外線ランプ(一番弱いもの)
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ムツアシガメのむっちゃん(インドネシアなどに生息する大型のリクガメ。
温室の中で、更にバスキングランプを付けて飼育されていました)

ちなみに夜行性の爬虫類や蛇などはランプ不要と言われています。
ですので我が家のヤモリ達にはランプはつけていません。
そのあたりもまた別の機会に書こうと思います。



投稿:渡辺

posted by towa at 13:14| 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月24日

ごましおの兄弟が孵化しました②

前回から続き、我が家のごましおの兄弟が友人宅で孵化しています。
(ごましおは友人からのもらいっ子)
七郎。アルビノです。ちょっと目が悪いようですがご飯を元気に食べるオープンな子です。
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八郎。引きこもり、ご飯も夜間にこっそり食べる陰キャです…。全く出てこないので暗視カメラで撮影…。
ハイイエローですが色すらわからないwww日中は隠れて全く出てこないそうです…。

残る卵は4個…だったのですが、つい先日追加で2個の卵が産まれたそうです。計14個です。レオパードゲッコーの産卵数は10~12個なので、14個は多い…。すごいね。

残りの卵もどうなるか楽しみです。


投稿:渡辺



posted by towa at 10:36| 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月12日

ごましおの兄弟が孵化しました

友人宅CBのレオパードゲッコーのごましお(モルフはブリザードです)
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今年も友人宅で6月の末からごましおの兄弟が産まれています。
名前は(卵が)産まれた順でつけています。後ろの()はモルフです。
左から一郎(スノー)、二郎(脱走ハイイエロー)
五郎(ブリザード)、六郎(ハイイエロー、白まゆげカワ(・∀・)イイ!!)

3,4個目の卵は残念ながら孵らなかったそうです。両親がノーマルとスノーの為、
産まれる子たちもハイイエローとスノーの割合が高くなります(むしろ何故ブリザードが出るのか…と思いますが、両親が恐らく色々な品種のかけ合わせの中で産まれた子たちだと思われます)

二郎は脱走犯で2週間ほど前に二度目の脱走を果たし、先日無事に帰還しました(部屋から出てなかったようですが、まず逃がしてはいけない)
しかし、生後1か月に満たないベビーでも2週間食べずに活動できるという、爬虫類の生命力を見せつけられました。

卵は全部で12個産まれたので、この後うまくいけば計10匹のベビーが孵ります。
このままうまく孵ってくれるといいですね。楽しみです(家で引き取る訳ではないですが…)


投稿:渡辺


posted by towa at 09:15| 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月23日

ごましおの産卵② その後

前回の記事で無事無精卵を産んだごましおですが、痩せた体を戻すべく、もりもり食べております。がっつきすぎて怖いです…。
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これは産卵後の痩せたごましお。尻尾がしぼんでいます。

しばらくは一度にコオロギを5-6匹程度を1-2日おき、欲しがれば毎日与えます。栄養を取り続けると尻尾が膨らんでくるので(尻尾に栄養をためる生き物の為)、尻尾を目安にエサの量を調節します。
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2週間くらいでだんだん尻尾が膨らんできます。このあたりまで来ると飼い主も安心感があります…。

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これはご飯欲しいの顔をしたごましおです。いらない時はこちらを一瞥すらいたしません…。
しかし、そろそろデブってくる予感がするので、徐々に間隔をあける予定です。

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隣のケージにいるデブが物欲しそうにこちらを見ています…。もう少しダイエット頑張ろうな…。


投稿:渡辺




posted by towa at 10:07| 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする