ブレーズ・パスカルというフランスの数学者・哲学者が遺した「パンセ」という書籍にある一節です。
「パンセ」とはフランス語で考え・思考・思想などを意味するそうで、この一節は「人間は自然のうちで最もよわい一本の葦にすぎない。しかし、それは考へる葦である」となります。
動物・植物と人間の違いは思考・思想するという事であり、思考し火を起こすことから始まり、それが古代からの文明・文化に繋がって行く訳です。人間だから考えるのであり、考えるからこそ人間であるとも言えます。
では、パスカルの一節を見て、自分はどうだろう、考えているだろうか、人間であるだろうか。
少しでも考える葦でありたいと思うばかりです。
投稿:渡辺
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