こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。
この間電子工作キットを購入したのですが、
説明書の抵抗値に当たる抵抗がどれになるのか判らなかったので、カラーコード表を見ながら学んでみました。
上記は説明書に記載されていた抵抗値と付属品の抵抗です。
品物に抵抗値が数字で書かれている訳ではないので、値が判りませんでした
写真のままでは見辛いので、抵抗に塗られている色が判りやすいように図にしてみました。
初見で一番端の色が全て”金”だという事が判りますね。他の色は様々です。
調べてみると、抵抗は塗られている色を見ると「抵抗値」と「許容差」が判るようになっているようです。
抵抗は、抵抗に塗られている色帯(バンド)の本数で対応するカラーコード表も違うようです。
今回付属していた抵抗に塗られていた色は4本でしたので、カラーコード表は4バンド(色帯)対応のもので抵抗値と許容差を確認します。
調べて、表にまとめてみました。
4バンド抵抗の場合、左から第一数字、第二数字、乗数、許容差を表しているようです。
つまり、左から見て色が緑、茶、黄、金だった場合、5、1、×10k、±5%と読めます。
第一数字は10の桁、第二数字は1の桁ですので51。
乗数が×10k(10,000)ですので、51に10kを掛けると510kとなります。
抵抗の単位はΩ(オーム)ですので、
例)の場合の抵抗は、510kΩで許容差が±5%の抵抗器だという事が判りますね。
※左に来る色の判別がつかない場合、テスターで測定するという手があるようです。いずれテスターの使い方もマスターしてみたいですね
カラーコード表と4バンド抵抗の見方が判ると、購入した抵抗の抵抗値を求める事が出来ました。
今回購入した抵抗は端が「金」のバンドでしたので、左側に来ない事が判り(カラーコード表に第一数字がないので、左側に来ることがない!)、値を求め易い抵抗でした。
カラーコード初心者の方でもここまで読んで下されば抵抗の値が解けると思いますので、
抵抗と抵抗値の組み合わせを選んでみて頂けたら幸いです
解答は次回
ではなく、追記を開いてすぐです
解答:A1の上から順に、10KΩ→47KΩ→100KΩ→22Ω
となりますね。
解説:A1:茶・黒・橙・金
第一数字1・第二数字0・乗数×1K・許容差±5%
抵抗値:10×1K(1,000)=10,000=10K(Ω)
黄・紫・橙・金
第一数字4・第二数字7・乗数×1K・許容差±5%
抵抗値:47×1K(1,000)=47,000=47K(Ω)
茶・黒・黄・金
第一数字1・第二数字0・乗数×10K・許容差±5%
抵抗値:10×10K(10,000)=100,000=100K(Ω)
赤・赤・黒・金
第一数字2・第二数字2・乗数×1・許容差±5%
抵抗値:22×1=22(Ω)
記事投稿:東京営業所アシスタントS