暖かくなってきたので、我が家の爬虫類達も活発になってきました。
(むしろ気温が高すぎて、季節感は無い感じがします)
クレステッドゲッコーのチャコが産卵。お疲れ様でした。今年2回目(無精卵)
ご飯を変えたのですが、不評…(好き嫌いがはっきりしている)
ボウシトカゲモドキの半蔵。WC個体が朝から出てきたので、暖かくなって食欲が増してきたのが分かります。
(つまり飯を出せと…)
世の爬虫類飼育者の方々のSNSを見ると、ちょうど今の時期は卵が孵化する時期です。色々な種類の子たちが誕生していて見ているだけで楽しいです。しかし全て孵せば計10匹以上になるのでお世話も大変ですし、ブリーダーの方すごいわ…。
ところで爬虫類のブリーダーとはどのような人たちでしょうか。
まず、爬虫類の飼育・繁殖をする人たちであるのはお分かりかと思います。さらに繁殖個体の譲渡(金銭の取引を伴う)、譲渡先への飼育方法のレクチャー、さらに種の飼育・繁殖方法の確立などを仕事とする人たちを指します。
以前のブログでも取り上げていますが、爬虫類のWCは海外で捕獲され輸入されている個体です。それが元で現地の生態系バランスが崩れ、環境への影響・種の絶滅などが懸念されています。
爬虫類のブリードをし、繁殖個体を増やすことで生態系への負担を減らす事にもつながります。
我が家では半蔵がWC個体であることから、ボウシトカゲモドキの繁殖については真面目に検討した事がありますが、何しろ爬虫類、まともに孵せば一度で10匹は増えるわけで、これを全て自宅でお世話する事は出来ず、さらに無許可で繁殖個体を販売する事は違法です。
この繁殖個体を販売するためには自治体より「第一種動物取扱業」の登録を受ける必要があり、ブリーダーの繁殖場、ペットショップなどでは一店舗に一人、第一種動物取扱業者より選任された「動物取扱責任者」がいないと営業が出来ません。
次回はこのブリーダーに必須の「動物取扱責任者」について取り上げます。
(電子部品商社のブログから大分かけ離れてきた)
投稿:渡辺