3月に入り、暖かい日もだんだん増えてきたような気がします。
以前のブログでレオパードゲッコーの遺伝の小ネタをUPしていまして、レオパードゲッコーにも品種(モルフ)があると触れているのですが、では実際にどのような品種があるのかを我が家のヤモ達を例に紹介してみようと思います。
まずレオパードゲッコーに限らず、爬虫類は同じ種類の中でも模様や色の違いがあります。モルフとはその色、柄の表現を人の手(交配)で確立させたものをいいます。
犬や猫でも品種がありますが、それに近いものと考えるとわかりやすいと思います。
まずはノーマル(ハイイエロー)
これが原種に一番近い色柄だと思います。黄色の体色に黒の豹紋。
これはベビーなのですが、レオパードゲッコーの産まれたては横縞なのです。この横縞が成長と共にバラけて豹紋になっていきます。
成長するとこんな感じの柄になります。
うちの引きこもり美女、さっちゃん(♀)はハイイエローではなくベビー期に横縞が乱れて出てくるジャングルという品種です。まあ、成長すれば普通のレオパードゲッコーですwww体色もちょっとオレンジっぽい。
バキっとした黄色に豹柄のうめ(♂)。ハイイエローではなくエクリプスという目の表現が違うモルフです。白目が全くない黒目のみのフルアイ、光彩が半分くらい黒く染まるスネークアイがあります。
うちのうめはスネークアイですが、なんだか片目ずつ表現が違っていて、それも個性かと思っています。
全く柄がないモルフもいます。ごましお(♀)はブリザードというモルフです。左側がベビー期ですが生まれた時から柄なしです。シラスのようです。
体色はほぼ白というか、うっすらと黄色いような、グレーっぽい不思議な色味をしています。目は真っ黒に近いノーマルアイです。
きく蔵(♀)も全く柄のないマーフィーパターンレスというモルフです。日本ではリューシとも言いますが、このモルフは生まれた時は豹紋があり、成長と共にパターンレス(柄なし)になります。体色はレモンイエローですが、尻尾は白~ピンク色です。
このモルフは成長しても体が小さいようで、きく蔵は他の子たちより一回り小さい。
これはアルビノ(ベビー)。レオパードゲッコーのアルビノはモルフとして確立されています。成長すると体色は薄い黄色ですが、豹柄の色が茶色くなり、目が赤いという特徴があります。(ちょっと視力も低いようです)
レオパードゲッコーのモルフは生まれた時に判別するので、成長するとあれ?っとなる事もあるようですが…。
ベビーからレオパードゲッコーをお迎えする方には、写真をたくさん撮る事をお勧めします。日々色や柄が変わるのも面白いですし、成長記録として後々見返すと良いですよ。
我が家でベビーからお世話をしたのはごましおのみですが、柄が無くても成長記録として写真を見返すのは楽しいです。(シラスだけど)
他にもいろいろなモルフがあるレオパードゲッコーですが、結局色柄が違うだけで同じヤモリですwww
あまり考えず好きな子を選ぶのが一番かもしれません。
投稿:渡辺