こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。
烏龍茶の茶葉を購入すると、缶や袋の表面にシールなどで”一級”や”特級”と書かれている事があります。紅茶の茶葉は大きさや外観で等級が決まるようですが(中国以外)、烏龍茶はどの要素で等級が決まるのかを調べてみると面白い結果でした。
烏龍茶は公式に定まった等級はなく、売り手が買い手に向けて付けたものであるという事です。
売り手からみた等級ですから購入時の参考になりますが、”等級が良いから美味しい、等級が低いからいまいち”という訳ではなさそうなので、紅茶と同じで、自分好みのお茶に出会えれば等級の高低関係なく美味しいという事ですよね。
ちなみに電子部品にもランク分けされるものがあり、有名なのは東芝製のトランジスタ、2SC1815です。電流増幅率(hfe)によってランク分けされていて、
2SC1815-O(70~140)
2SC1815-Y(120~240)
2SC1815-GR(200~400)
2SC1815-BL(300~700)
と分けられています。
今の半導体の生産方法ではどうしてもばらつきが出てしまうので、スクリーニングで1点1点チェックをしてランクを分けているそうです。ただ電流を増幅する際には気になりますが、スイッチングなど他の用途の際には電流増幅率を気にすることはあまり無いようですね。
そんな2SC1815も生産中止からかなり経っております。代替えをお探しでしたら下記はいかがでしょうか?
他、代替え製品や電子部品、EMS先をお探しでしたら各営業所担当までご相談下さいませ。
記事投稿:東京営業所アシスタントS
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