ここのところ、三角関数の話をしているので、もう一つ三角関数の話です
皆さん「水平線」ご存じですよね?
「どこまでも広がる海の遥かかなたの水平線」といったイメージですが、実際、水平線までの距離ってどのくらいあるのでしょうか?
10Km? 100Km? 実際に計算してみましょう
・地球の半径:r
・観測者の地表からの目線の高さ:h
・水平線までの距離:l
とすると 線分r、r+h、lで囲まれた直角三角形ができます。
直角三角形ですので、「三平方の定理」が成り立ちます
三平方の定理により
r^2 + l^2 = (r+h)^2 が成り立ちます
変形すると
l^2 = (r+h)^2-r^2 = √((r+h)^2-r^2)
これに 数値を代入して計算すると…
l≒4517m(4.517Km) となります
あれ? 思ったより近くないですか?
記事投稿:池田
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