2023年07月20日

ごましおの産卵

タイトル通り、我が家のレオパードゲッコーのごましおが6月中旬に無精卵を産みました。

我が家にはレオパードゲッコーが4匹いるのですが、うち3匹はメスで毎年5月~7月くらいまで食欲が落ちる時期があります。
レオパードゲッコーに限らず爬虫類には毎年繁殖の季節がありまして、メスはこの時期にお腹に卵の元(卵胞)を作り受精のチャンスを待っています。この卵胞が発達してくると内臓を圧迫するため一時的に食欲が落ちてきます。
無事受精(繁殖行動)するとこの卵胞が受精卵となり産卵され、ベビーが孵ります。

受精が無い時は2つの可能性があり、1つは卵胞が発達せずそのまま体内に吸収される、もう1つは卵胞が発達し殻が出来、そのまま無精卵として産卵となります。
我が家では繁殖はしていませんが、ごましおは昨年、今年と無精卵を産みました。これもその時の状況により卵になる時とならない時があるようですが、産む子は毎年産むな…という感じです。隣のケージにオスがいるのも関係しているのかもしれません。

産卵直後のごましおと卵。産んだ後は尻尾が細くなり、一気に痩せます。
飼い主は居たたまれない気持ちになる瞬間…。

昨年も無精卵を産んだので、今年は産卵部屋を設けていつでも産めるようにしてみたのですが、いざ産んでみたら全く違う場所に産んでいましたね…。
という事で産卵部屋は撤去しました。入りもしないのでおそらく居心地が良くないのだと思います。

IMG_20230520_214624.jpg
後ろが産卵部屋として設けたヤシ殻入りのタッパー。数えるほどしか入らなかった…。

産卵後は爆食するため、痩せた尻尾が戻るまではほぼ毎日のように餌を与えます。

毎年1度きりとは言え、詰まることもあるため産卵はドッキリします。
ですが卵胞が出来る事自体は自然であり栄養状態も良く健康の証なので、何とも悩ましい感じです。

どの子も健康で元気でいてくれるのが一番です。


投稿:渡辺



posted by towa at 11:24| 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする