2022年08月03日

蒸し蒸し/虫虫 天国

いや~ 暑い日が続きますな、東京も連日35℃以上猛暑日が続いています。
気温だけならまだしも、湿度が高くムシムシするので、本当に参ってしまいます…

さて、何度かこのブログにも登場しています我が家の庭ですが、基本的に生える植物は生えっぱなしにしています。(雑草(野草と言って!)が生え放題の手入れされてない庭に見える訳ですが)そんな庭ですので、色々な虫たちも生活しています。
植物に限らず、うちでは、昆虫たちも基本的には駆除はしません。(さすがに危険昆虫や、家の中に入ってくるのは駆除しますが…)
家の中に入ってくるその他の子たちは、捕獲して庭にお帰り願っています…

夏になると、そんな虫たちも一気に数が増えてきます。昼間は、ヤマトシジミツマグロヒョウモアゲハといった蝶や、マルハナバチの様な、おとなしいハチが飛びまわっています。
また、夜になると部屋の蛍光灯!(まだ)にいろいろな蛾や、ドウガネブイブイコフキコガネといった甲虫類が網戸に向かって突進してきます。

と、まあ、昼夜問わずにぎやかな状態なのですが、この時期は何といてもアブラゼミです。
毎年、梅雨が明けたころから羽化し始めて、ひと夏で20匹程度は羽化するので、庭の梅の古木の周りは、幼虫が出てきた穴だらけで、抜け殻もあちこちにくっついています。
セミは夜中から明け方に羽化するので、羽化の瞬間はあまり見ることはありませんが、それでもたまに夜が明けても羽化途中ののんびり屋の羽化の様子を観察できることもあります。

虫の数が多いので、それを餌にしようと、動物たちも住み着いています。雨が降ると、ここ数年庭に住み着いているヒキガエルがのそのそ歩きまわっていますし、夕方には門灯の廻りに、ヤモリが張り付いています。

夏も終わりに近づき、蒸し蒸しも収まってくると、庭の主役もエンマコオロギオカメコオロギカネタタキなどの鳴く虫に代わってきます。
この鳴き声が聞こえ始めると「あ~そろそろ夏も終わりだな…」と実感するのです。

ところで、皆さん、子供の時に虫取りをしたりカブトムシクワガタを飼ったり、スズムシを飼ったりしたこと、一度はありますよね?
これ、日本独特の文化で、欧米にはそのような習慣が無いそうです。虫を飼うのは、研究者かマニアで、一般の人はほとんどしないと

これも、日本人が古来より自然を敬い、自然と共生する生き方をして来たからの文化なのでしょうか?

(文中リンク:ウィキペディア)


記事投稿:池田

posted by towa at 15:12| 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする