こんにちは。
東和電子 東京営業所のアシスタントSです。
一昨年辺りに試し読みをしてから購入し、最新刊が出る度に読んでいる【なろう系】があります。今では色々な【なろう系】があり、ウェブで試し読みも出来るので、つい時間が経ってしまいますね。
そこで今回の日記は、読んでいる小説の中でもたまに出てくる漢方や薬膳。そちらにほんの少しだけ関わったお話です。
薬膳を頂く際の漢方の理論の考え方なのですが、食べ物って【食材・食薬・生薬】の3つに分けられます。
食材はお腹を満たすためのもの・日常的に食べるもの。食薬は食材と生薬の両方に使用できるもの。生薬は薬効が目立つもの。です。
さて、先日西洋タンポポのお話が出ていたので、個人的に面白いと思った事を書いていきますね。
タンポポを生薬名で書くと蒲公英(ホコウエイ)となります。
そして、タンポポの根の部分を乾燥させたハーブをダンデライオン(ダンデリオン)と言います。タンポポって口に入れた事がない!といった方もいらっしゃるかもしれませんが、知らずに口にしている事もありそうですよね。
以前お話をさせて頂いたのは、生姜=ジンジャー、甘草(かんぞう)=リコリスがありました。私が持っているハーブでは他にはシナモン=桂皮(けいひ)です。
では、オレンジピール=陳皮になると思いますか?答えはオレンジの種類が違うのでNOです。
オレンジピールはビターオレンジ・スイートオレンジの皮を使用するのに対し、陳皮(ちんぴ)は温州みかんやマンダリンオレンジの皮を使用して作られています。
同じ柑橘系なのですが、ちょっとした違いで呼び方が変わります。
オレンジピールは製菓用のドライフルーツのオレンジピールではなく、皮を乾燥させたドライハーブを指しています。
日常からハーブティーを飲まれたり、風邪を引いた際に漢方薬を飲まれる方もいらっしゃると思うのですが、原材料名を見ていくと、意外と身近にあるものが生薬として使われていたりするので名前を知るのは面白いですよね。
というお話でした
記事投稿 東京営業所アシスタントS