2/15の16:00頃、東京では午後の大雨の後に虹がかかりました。
虹は太陽光が空中の水滴によって屈折、反射することで見ることができます。
太陽光は、雨つぶの中に入ると屈折、反射します。光は波長によって屈折率が異なるのでその屈折率のちがいで、いろいろな色に分かれます。
(赤、橙(だいだい)、黄、緑、青、藍(あい)、紫)
虹は太陽の高さが低い時のほうが出やすく、そのため日本で虹が見やすい時間帯は太陽がが傾いている朝と夕方、季節は太陽高度が低い冬となります。そして空中の水滴が必要なので、先日出た虹はまさに条件ぴったりだったのですね。
ちなみに虹は太陽と反対方向に出現します。
さらにこの日は虹が2本出たそうです。この2本目の虹は副虹といい、私たちがよく見る虹(主虹)が空気中の水滴で1回反射されたものであるのに対して、副虹は2回反射されたものになります。出方もぼんやりしています。色の順番にも違いが現れ、主虹と色の並びが反対になるそうです。(調べてみたら確かに逆並びでした!)
この日の虹はあいにく見る事が出来なかったのですが、副虹は英語でダブルレインボーというそうです。ちょっと縁起がいい感じしますよね。
投稿:渡辺