春になってくると、家の庭を覆いつくすほどに大量のドクダミが生えます。
踏むと臭いし、抜いてもまたすぐ生えて来るしで、どうにも困りものです。
ところで、ドクダミって毒があると思っている方は、おられますか??
「ドク」ダミで、あの臭いですからね!
ドクダミには毒は在りません。元々の意味は「毒溜め」、「毒を溜めて病気を治す」という意味で、薬草なのです。
しかも、古くから薬効が認められた “由緒ある“ 薬草です。
効能は:胃腸病、食あたり、下痢、便秘、利尿等、多くあり 別名「十薬」とも呼ばれます。
こんな薬草が庭一面に生えているので、食べてやろうと思いました。
生では、臭いがきつく無理そうなので、熱湯で湯がいて(熱をかけると臭いが取れると聞いたので)てんぷらにしてみました。
結果は…やっぱり無理です💦(臭いが完全にはなくならず口いっぱいに例の臭いが!)
私の無謀なトライは別にして、最近では農作物として栽培をしている農家があるそうです。なんでも、手間いらずで(ほっといても良く生えますから)耕作放棄地の再利用などで注目されているとの事です。
ドクダミに限らず、よく見かけるいわゆる「雑草」にも、薬草が多くあります。
オオバコ(利尿・消炎)イタドリ(止血・痛み止め)タンポポ(健胃・利尿 根を焦がしてコーヒーの代わりにすることも)ヨモギ(止血・消炎)などなど。
世の中、役に立たないと思った物にも、何かしらの意味があるものなのですね、いやいや勉強になります…
記事投稿:池田
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