今回は趣味で約40年乗り続けている水上バイクのお話です。私の故郷は山口県光市で海水浴場として少し名が通っています。海まで家から10分位なので小さい頃から夏は殆ど海に行っていましたが、なんと泳ぎはまったく苦手で今でも殆ど泳げません。でも海が好きで、いきついた先が水上バイクでした。海は好きでも潜るのは何が出てくるか分からないので嫌いで、海面より下は苦手です。大学生時代の1968年頃に友人と3人共同でウインドサーフィンを購入しましたが当時は普及してないのでショップも無く名古屋から取り寄せました。夏休み中は毎日練習に出かけましたが何年掛けても夢見ていた風を満杯に受けてのハイスピード走行や方向転換が出来ないまま何年も時が過ぎて、その頃にはウインドサーフィンの普及も進み沢山の人が周りで爽快に疾走していました。自分は風や波任せでは疾走できないから動力で疾走しようと水上バイクに目を付けたのが1980年頃でした。当時は水上バイクもショップが無く輸入のみだったのでヤナセのマリーナ部から購入しました。U.S.A.Kawasaki製550ccスタンドアップタイプ(ハンドルが上下に動きアクション性に優れている。)の一人乗りです。説明書も船体に貼ってある注意事項も全て英文でした。真赤な船体の水上バイクを引き取りに行った時の感動はいまでも忘れません。まだ殆どと言うか誰も乗っていない、この水上バイクで海面を疾走出来るのだと興奮していました。 続く!!
記事投稿:中野
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