2020年12月11日

えさのはなし

我が家にはヤモリが5匹に亀が1匹いますが、本日は彼らのお食事の話です。爬虫類をお迎えしようかしらなんて考えている方がいましたら参考になると思います。

まず、お迎えしたい生き物が何を食べているかです。
リクガメ、イグアナ、一部のトカゲは草食です。野草や市販の野菜をバランスよく与えます。
ミズガメ(クサガメなど)は雑食ですが、今は配合食が色々あります。おやつは乾燥小エビがおすすめです。

我が家のヤモリ(レオパードゲッコー、クレステッドゲッコー)や雑食のトカゲには昆虫を与えます。今は便利な配合食がありますが、ベビー期の栄養が必要な時期、配合食を食べない子にはやはり昆虫をあげますので、ご飯が扱えるかも考えてお迎えする子を検討する必要があります。
冷凍もありますが、保管場所がないので我が家は生餌です。

餌用昆虫は爬虫類ショップで販売されており、サイズも豊富なのでお世話している子の大きさに合わせて与えます。

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ご飯くださいのポーズ

ここからは昆虫の写真がありますので苦手な方はここでそっとページを閉じてくださいね。


まずはメジャーなヨーロッパイエコオロギ。
コオロギ.jpg
一番多く売られています。
以前部屋に一袋ぶちまけた時は地獄でした…。とにかく跳ねますが丈夫です。たいていの子は食べてくれます。
大型なフタホシコオロギ、クロコオロギなどもいます。

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むしゃり。がっつきます。

アルゼンチンフォレストローチ(デュビア)
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はっきり言えば森林ゴキブリです。とにかく丈夫で跳ねないため扱いやすい。
ですが好き嫌いがあり、食べない子もいます。

他にもワーム(芋虫)などもいますが、我が家では使っていません。
どんな昆虫でも爬虫類に与える前にカルシウムパウダーをまぶします(ダスティング)がこれは餌昆虫だけではカルシウムが不足するためです。
カルシウムの不足はクル病(骨の形成不全)を引き起こします。

食べさせた昆虫が爬虫類の栄養になる訳ですから餌昆虫には餌をあげてお世話をします(ガッドローディング)
そのため自宅でリアルな食物連鎖を体験中です。


投稿:渡辺
posted by towa at 11:10| 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする