2020年10月08日

樹上棲(じゅじょうせい)と地上棲(ちじょうせい)

オゾン発生器の取り扱いをはじめました。
詳しくはHP、このブログでご確認ください。

全く話が外れますが、我が家にいるゲッコーと区分されるヤモリたち、同じヤモリでも生態や種類の違いによる特徴もそれぞれです。

【樹上棲(じゅじょうせい)】木の上に棲むヤモリ クレステッドゲッコー
IMG_20200813_230430.jpg
(ヤモリの裏側)

日本の住宅でも良く見る、壁に這っているタイプのヤモリです。
生息地はニューカレドニア、木の上に棲むヤモリです。実は絶滅したと思われていましたが偶然発見されたことをきっかけに人の手で増やされペットとしてみるようになりました。
食性(ごはん)は昆虫食性に近い雑食(フルーツ)

足の指が先に向かって広がっています。足の裏には細かい溝があるのですが、これを
趾下薄板(しかはくばん)といい、この足の裏で壁を這ったりガラスに張り付いたりします。手触りは大福のようにもちもちしています。まぶたは無く、目のふちにまつげのようなうろこが発達しています。(寝ているときはこのまつ毛が下を向きます)
外敵に遭遇すると尻尾を切ります(自切)が再生しません。


【地上棲(ちじょうせい)】山岳地帯や内陸部に棲むヤモリ レオパードゲッコー
IMG_20191101_201308.jpg
(ご飯かと出てきたりします)

生息地はアフガニスタンやパキスタンなどの中東です。やはり人の手で増やされ
ペットとして見かけるようになったヤモリです。
食性(ごはん)は昆虫食性です。

大人しく、丈夫で、品種(カラー)も豊富なため近年人気があります。
つま先は先に向かって細くなり、小さな爪があります。地上で生活する種類で
壁やガラスに張りつく事は出来ません。太い尻尾は栄養を貯める事が出来、健康のバロメーターとなります。

細かい鱗があり、お腹はガラスの表面のようにツルツル、背中はざらっとしています。
ヤモリですが瞼があり、トカゲのようにまばたきをすることから、和名はヒョウモントカゲモドキといいます。
外敵に遭遇すると尻尾を切ります(自切)が再生します。


どちらも食性が昆虫のため飼いにくさがありましたが、最近は配合飼料が出ているためとても便利になっています。我が家では昆虫(主に餌用コオロギ)、配合飼料どちらもあげているので自宅では餌(昆虫)にも餌を与えるという食物連鎖が繰り広げられています。


投稿:渡辺


posted by towa at 09:00| 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする