以前のブログで爬虫類によくある病気をご紹介しましたが、そんな記事を書いた矢先に我が家のうめ(レオパードゲッコー♂)が血液検査をすることになりました。
爬虫類もそうですが人間以外の動物は具合の悪いことを隠すので、何か変だと思った瞬間に病院に行くことにしています。
今回は歩行中に後ろ脚の様子に違和感があり、診てもらいました。
考えられる病気は…
・くる病 骨がもろくなり、折れることで歩行や神経に異常が出る
(骨折、半身麻痺)
・痛風 高尿酸血症が持続し関節の腫れや炎症を起こす
検査はレントゲンと血液検査です。初の血液検査…。爬虫類の血液検査は血が取れれば可能だそうです。尻尾から採血します。今は血液数滴で検査可能な機械があるそうです(ちなみにあまりに小さな子は無理そうです)
うめはオスで体も大きいのですが何とか出来た感じです。採血はやってみないと取れるかわからないそうです。
全ての検査が終わるまでに1時間ほど。検査結果はこちらです。
一番下が尿酸値。ちなみに赤が異常値です。グルコースは緊張・ストレスで上がっているので、問題なし。アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(肝臓)が異常値。
尿酸値は基準値で異常なしですが肝臓の数値がやや高く、何と脂肪肝(疑い)ダイエットと相成りました…。
飼い主も薄々デブだとは思っていましたが、見事数値に反映されててすごいですね血液検査。とはいえ脂肪肝を原因とする爬虫類の突然死は多いそうなので、しっかり痩せて頂きます。
頑張ろうな…
レントゲンは異常なし。写真を撮らせてもらいました。
立派な骨です。
という事で、後ろ脚の歩行の違和感に係る病気は否定されたのでしばらく様子見となりました。続くようなら再診ですが、次回診察はダイエット後になりそうです。(ちなみに後ろ脚は脱皮後普通に戻っていました…)
しかし、爬虫類の血液検査は結構な金額となりまして、しばらくは質素な生活ですが(;´・ω・)彼らの健康には代えられないので検査はしておいて良かったと思います。(でも全頭検査したら泣きそう…)
投稿:渡辺