平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社では、誠に勝手ながら下記期間をゴールデンウィーク休業とさせていただきます。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2024年5月3日(金)~5月6日(月)
5月7日(火)より平常通り営業致します。
投稿:中川
2024年04月30日
2024年04月29日
アシスタントSと畑
こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。
大根の種蒔きの時期を少し外れて、昨年大根を初めて植えてみました。
ビニールで覆って、冬越えをした今年1月の畑の様子です。
今年3月、収穫前の畑の様子です。
雑草もそのままですが、大根の茎の部分が見えるのが判りますでしょうか?
大根の下の葉部分が倒れてきたので、数日後に収穫いたしました。
とても小ぶりな大根です。
そのまま食べてもいいのですが、今回は葉も白い部分も干してみました。
葉っぱは少しパリッとした3日程で収穫し保存袋に入れて冷凍庫に入れました。お味噌汁を飲む時に冷凍庫から取り出して具にしています。
白い部分は丸干しにして保存袋に入れて冷凍庫に入れました。本当は少しクタっとした程で漬物にする予定でしたが干したまま取り込むのを忘れてしまい、水で戻さないと漬物に向かない為見送りました。
春大根を4月初めに植えたので、こちらは収穫出来たらはりはり漬けにして食べたいと思っています
自宅で作物を育てるといつでも新鮮な野菜が食べられたり収穫の楽しみがあるので、
これからの時期、夏野菜を育ててみてはいかがでしょうか?
記事投稿:東京営業所アシスタントS
2024年04月24日
爬虫類のCB個体について
前回、爬虫類の生まれ(CB、WC、FH)について小ネタを出しているのですが、今回はこの中のCB個体についてちょっとだけ掘り下げてみようと思います。
まず、CB個体はCaptive Breedの略となり、飼育下で繁殖させた個体を言います。爬虫類のモルフ(品種)はこの飼育下繁殖で色や柄を固定させたものです。
人馴れしすぎな爬虫類達
メリットとしては世話がしやすい(餌喰い、人馴れ、環境など)、体内に寄生虫がいない(衛生状況が良いため)、安定して流通するなど、
デメリットとしては価格が高くなる(成長に伴うコストなど)、遺伝子疾患(交配による)など。
飼いやすさから初めて爬虫類をお迎えする方にはCB個体がお勧めです。
では、この飼育以外におけるブリードのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか(ブリードによって得られる金銭とは別に考えます)
まず、ワシントン条約(サイテス)をご存じでしょうか。絶滅の恐れのある野生動植物を守るために輸出入を規制する条約です。
サイテスにはⅠ類、Ⅱ類、Ⅲ類とあり、動植物の絶滅のおそれの程度により輸出入の規制がされると、その動植物の輸出入による流通がストップします。
飼育目的の爬虫類の輸入の場合、流通が止まればその爬虫類の飼育、見ることも不可能となります。
その時、国内での繁殖・流通が確立されていれば飼育が可能となります。
ショップに行くとまだWCの流通も多く、これは野生の個体を採取しているものなのです。
現在は爬虫類専門の動物園での絶滅危惧種の繁殖なども行われており(動物園の目的は種の保存、研究なども含まれます)、種の保存も進められています。
国内繁殖個体のみの爬虫類イベントなどもあり、これからますます爬虫類のCB化が進んでいくのではないでしょうか。
(※この考え方が全てではないと思いますが、こういった考えもあるとみて頂ければと思います)
何も考えず繁殖する事は出来ないため私個人として繁殖は検討していませんが、単純に我が家の子たちの子供が孵化すると思うと、それはやっぱり嬉しいですよね。
(でも心配で仕事が手につかなくなるに決まっている…)
投稿:渡辺
2024年04月22日
爬虫類用語の豆知識
以前のブログで爬虫類の品種(モルフ)について触れているのですが、これは人が爬虫類の繁殖を繰り返し、模様や色を固定化させたものをいいます。
爬虫類ショップに行くと、販売されている生き物の値札などにCB、WCなどの表記がされている事があります。
この表記について今回は解説してみようと思います。
爬虫類ショップで表記されるCB、WC、FHとは、その個体がどのようにして生まれたものかを表しています。
CB…Captive Breadの略。人の手で繁殖させた個体。
WC…Wild Caughtの略。野生で採取してきた個体。
FH…Farm Hatchedの略。生息地のファームで繁殖された個体。
一般的に言われる特徴として、CBは人の飼育下で繁殖されているため人馴れしており、飼いやすい(大人しい)。WCは野生下個体のため人馴れしにくく飼いにくい(餌を食べなかったり、人を見ると興奮して暴れたりする)。FHは生まれた環境に依存するようです。
冒頭の爬虫類の品種(モルフ)などは人の飼育下で無ければ出来ないので、現行でモルフのついた個体はCBですね。
では我が家の爬虫類はどうかというと、ほぼCB個体です。
ヤエヤマイシガメのももは、ガッツリCB個体です。お迎えは片道2時間半かけて、お店に行きました。(爬虫類のお迎えは店頭と決まりがあります)
こちらの子たちもみんなCB個体。レオパードゲッコーやクレステッドゲッコーはほぼ100%CB個体です。
なんというかCBは図太いですね(人馴れしている)
きく蔵はお店の長期滞在(売れ残り)組。バカみたいに図太いです。
ごましおに至ってはショップではなく友人が孵した子です。素人CBです。なぜか神経質。
我が家の唯一のWC(野生個体)、半蔵です。お店の長期滞在組なのと、我が家に来て数年経つのとがあるのでしょうが、最近は飯の用意をしていると飛び出してきます。WCは人馴れしないと思っていたので普通に笑えますww野性どこ行ったんだ。
触るのは嫌がりますが、ピンセットから虫も配合食も食べますし、威嚇もあまりしてきません。
生まれによって飼いやすさや価格に違いがあるので爬虫類のお迎えを検討される際は、この表記について知っていただくと参考になるのかなと思いますが、私はお迎えしたらあまり関係ないような気もしています(お迎えする生き物によると思います)
馴れはあまり関係なく、元気でいてくれたら十分です。
次回はCBについてもう少し掘り下げてみたいと思います。
投稿:渡辺
2024年04月01日
友愛数って?
だいぶ前になりますが「博士の愛した数式」小川洋子著という小説の映画が公開されていました。(リンク:Wkipedia)
これは、交通事故で記憶が80分しか持続しなくなってしまった元数学者の話なのですが、ストーリーの中にはいくつも数学に関する概念が紹介されています。
今回は、その中の「友愛数」について紹介したいと思います。
「友愛数」とは…
異なる2つの自然数の組で(それぞれ A Bとする)自分自身を除いた約数の和においてAの約数の合計=B、Bの約数の合計=Aとなるような数の組あわせを言う。
ちなみに、一番小さな友愛数の組は(220, 284)になります。
さて、この「友愛数」ですが、まだまだ判っていないことが多い数字でもあります。
・友愛数の組は無限に存在するか?
・偶数と奇数からなる友愛数の組は存在するか?(今まで見つかっている「友愛数」はすべて偶数同士もしくは奇数同士の組み合わせです)
「友愛数」を計算から導き出す法則…
「友愛数」を計算から導き出す「サービト・イブン・クッラの法則」という式があります。
この式を使うと、「友愛数」を計算で導き出すことができます。
しかし、残念な事にこの式はすべての「友愛数」について適応されるとは限らないのです。
(ですので、公式とは言えないのでしょう…)
n=2の場合で計算すれば、最小の「友愛数」が求められます。(220,284)
n=3の場合は、条件を満たさず、n=4の場合は、(17296,18416) という「友愛数」が得られます。
しかし(6232, 6368)は「友愛数」で(220,284)と(17296,18416)の間の数ですが、サービド・イブン=クッラの式を満たしません。
「友愛数」自体、現在までにコンピュータを駆使した計算(地道な)で、10億個以上が発見されていますが、いまだに完全な公式は見つかっていません…
自然数一つとっても、奥が深いものを感じますね!
「XX数」と名の付く自然数は他にもたくさんあります。興味があれば調べてみてはいかがでしょうか?
記事投稿:池田