久しぶりのBlog更新です
今回は、電気屋らしく、「アイソレータ」について書いてみようと思います。
そもそも「アイソレータ」とは、どういう意味なのでしょうか?
簡単に言ってしまうと電気的に「絶縁」するという意味です。なぜ、電気回路に於いて「絶縁」が必要になってくのでしょうか?
アナログ機器にしろ、ディジタル機器にしろ、現在の電気回路では、複数の電源電圧や、信号の入出力が回路内に混在しているケースが大多数です。
例えば、下記の回路の様に、1つの信号源より、異なった2つの出力を得ようするケースを考えてみると…
このような場合、アースを通じて、信号が回り込みを起こし、出力2の出力がバイパス状態となって、信号が予定通り出力されない場合があります。
そのような時は「アイソレータ」を使って、出力1.2を「絶縁」させることで、信号の回り込みを防ぐことができます。
その他には、電源電圧の大きく異なる回路を「絶縁」させることで、回路の安定を図る等に使われたりもします。
アイソレータの種類ですが(電気回路で使われるもの)大きく分けて2つの種類があります
1. アナログアイソレータ…皆さんおなじみのアレです。
2. ディジタルアイソレータ…最近普及が広がってますね!
次回は、上記2種類のアイソレータの構造や特性について話していきたいと思います。
記事投稿:池田