以前、このBlogで「積分」について書いたことがあります。
今回からは、積分と対をなす数学上の重要な考え方である「微分」について書いていきたいと思います。(私なりに理解した内容ですので、数学に詳しい人が見たら違う!って思うかもしれませんが)
皆さん、高校数学で初めて「微分」を習ったとき、どう感じましたか?(たいがいは、積分より先に習います…)
今までの数学では出てこなかった「導関数 f´(x)」とか、「lim」とか「d/dx」や「微分係数」といった、聞きなれない言葉や記号が出てきて、戸惑われたのではないでしょうか?
「積分」の時にも書いたのですが、「積分」の積が面積(体積)を表した様に、「微分」の微も考え方を表しているのです。
「微分」の微は字が表すように「微細」なとか「微かな」といった意味を持っています。(ちょっと乱暴ですが…)
(なんで「微か」なのかは次回以降に説明していきたいと思います)
さて、言葉の意味ですが、「導関数を求める」ことと「微分」することは、同じ意味です。
つまり、関数f(x)の導関数f´(x)を求めることと、関数f(x)を微分することは同じ意味になります。(言い方を統一すれば良いのですがね…)
また、「d/dx」という記号も「微分」するという意味で、導関数を求めることと同じ意味になります(紛らわしい!)
つまり 関数f(x)の導関数f´(x)=d/dx f(x)=f(x)を微分する ということになります。
(limと微分係数はあとで)
ここで、次回以降のとっかかりを少し
下記に、2次関数 y=x^2 のグラフを示しました。
このグラフの☐の中をぐぐっと拡大してみます。
どう見えますか?
記事投稿:池田