2021年07月12日

初心者の初心者による電子工作~一年を振り返ってみました~

こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。

初心者による初心者の為の電子工作。
初めて電子工作に挑もうと思い始めてから、約1年が経過致しました。
1年経つのは早いものだなと本当に驚きです!

他、アシスタントSの電子工作記事は、カテゴリ「初心者電子工作」内に置いております。
趣味として挑んでいる為工作点数は大変少ないのですが、
少しずつはんだ付けも成長し、はんだ付けも1年前と比べるとこの様に
付けられるようになりました。

はんだごて失敗作.jpg
2020年7月のはんだ失敗例(ハンダをどのタイミングで離したらいいのか判らず、隣とくっついてしまっています)

はんだ表.jpg
2021年6月のはんだ付け例(隣り同士がくっつく事はなくなりました)

ですが気を緩めると最後に電池を付ける際に失敗してしまったりするので、
はんだ付けが出来ます!と言えるようになるにはまだまだかかりそうです。


非常にのんびりとした歩みではありますが、
今後も趣味の一環として電子工作を進めていきたいと思っております


さて、次回は”推し色を使った電子工作”の過程を上げたいと思います。
キットではなく、一から部品を自分で揃えてみました。
宜しければまたブログを覗いて頂けたら嬉しいです


記事投稿 東京営業所アシスタントS
posted by towa at 10:00| 初心者電子工作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月09日

アシスタントSとお茶 続々

こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。

Twitterで7月8日は中国茶の日だという事を教えて頂いたもので、
中国茶の事を前回に続き書いてみようと思います。
ちなみに中国茶の日なのは、中国語の7(チ)、日本語の8(ヤ)を取って”茶”になるからとの事。
”チ”は麻雀を打つ方ならすぐにピンときますね!
色々な記念日があるものですね。

梅雨時から夏にかけて、アシスタントSが中国茶で飲みたくなるものの一つに凍頂烏龍茶があります。
のど越しが良いもので、蒸し暑い時期に飲むとさっぱりとした気持ちになります。
以前の凍頂烏龍茶の記事はこちら→アシスタントSの日常
去年は温かいものを飲んでおりましたが、今年は水出しの凍頂烏龍茶も飲んでおります。

さらに今年になって飲むようになったのが武夷岩茶(ぶいがんちゃ)です。
こちらも凍頂烏龍茶と同じ、烏龍茶になります。
コクがあるものからさっぱりとした物まで、同じ岩茶でも種類が違うと全く違う味わいになるので、自分の好みに合ったものを色々と飲み比べしながら探していくのがとても楽しいです
(お茶と一緒にお菓子を沢山食べていたので、もりもりと身体が大きくなってしまいました…)

お家で過ごす時間。
少しでも好きなものを取り入れて、快適な時間として過ごしていけると良いですよね。


記事投稿 東京営業所アシスタントS

可愛いヤモリさんアイコンが目印。東和電子のTwitterはこちら。
posted by towa at 11:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月06日

アシスタントSとお茶 続

こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。

いきなりですが、こちらの画像は何だと思いますか?
IMG_3117.jpg

正解はお茶の葉です!
「白茶」の「白豪銀針(はくごうぎんしん)」になります。
揉みこみをしないので、産毛がそのまま残っているのが判りますでしょうか?

お試しで頂いたので、初めて飲むことが出来ました
注意書きに書いてある通りに飲んでみたのですが、

「・・・???!」

初めての味わいでした
(美味しかったのですが、飲んだことのない味なので、衝撃の方が強かったです)
もう少し飲んでみたい、今度は冷たい水で入れて味が変わるのか試してみたいと思ったので、
お試し出来るって良いものですね。

そのうち購入してしまうとは思うのですが、
年末の福袋で購入した、封を開けていない紅茶や緑茶や岩茶が出番を待ってるので、
ハイペースで色々なお茶を飲みたいなと思うアシスタントSなのでした。


記事投稿 東京営業所アシスタントS
posted by towa at 15:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月02日

トランジスタを使ったラジオ【設計編】

前回、ゲルマニウムラジオについて書きましたが、今回からはトランジスタを1個使い、より大きな音で鳴るラジオについて考えてみたいと思います。

まず、トランジスタについてですが、大まかに言うと…

① 電流を増幅できる半導体素子で、電流増幅の他に電子スイッチとして使うこともできる。
② P型半導体とN型半導体の組み合わせで、PNP型とNPN型がある。(電界効果トランジスタでは、Pチャンネル型とNチャンネル型)
③ 3つの端子(コレクタ:C エミッタ:E ベース:B)からなり、各端子間に電流を流す(バイアスを掛ける)ことにより、ベース電流を増幅する。

といった、特徴があります。

ここでは「2SC1815」という小信号汎用トランジスタを使って、ゲルマニウムラジオより大きな音でイヤホンを鳴らすことを考えます。
*計算や数値・数式は、「思い込みの」の部分もあって、正解ではないかもしれません…あくまでも参考として(逃げ打ってどうする!)

Tr_Radio1.JPG

ゲルマニウムラジオでは使わなかった電池をトランジスタを駆動させるために使うのが大きな特徴になります。
回路は、「自己バイアス回路」と呼ばれる回路を最低限の部品で構成しています。
世の中には、トランジスタ1個を使ったラジオの回路はあまた紹介されていますが、今回は「バイアス」について考えるため、回路計算をしてみます。
また「バイアス」の意味は、「トランジスタに電流を流す」と思っていれば、とりあえずは良いと思います。

さて、そのバイアス(トランジスタに流す電流)を決めていきましょう。
回路図の右半分だけを取り出して考えてみます。

Tr_Radio2.JPG

トランジスタの内部抵抗を考えなければ、回路に流れる電流Icを決めれば、コレクタ抵抗Rcをオームの法則で簡単に求めることができますね。
2SC1815のIcは、0.1mA~数mA程度で考える場合が多いようですので、まずは Ic=0.1mAとして考えます。
トランジスタで駆動するデバイスの消費電力が大きければ、流す電流も多くする必要がありますが、ここはイヤホンを鳴らすだけですので、電池の消費も考えて、最低の電流値で設定します。

上の回路に流れる電流:Ic=0.1mA 電圧:Vc=1/2・Vcc=0.75V(Vc=コレクタ電流:Bに印加される電圧が変化してもVccの電圧を超えない様に1/2程度にする)とすると、あとはオームの法則です。

Rc=Vc/Ic = 0.75(V)/0.1(mA)=7.5(KΩ) 大体、7.5KΩ程度の抵抗を考えれば良さそうです。
(Icをいくつにするかは、設計者によって幅があり、Rcも数KΩ~数10KΩと様々です。この辺がアナログの難しいところです)

次に、C-B間に掛かっている抵抗Rbを下記で求めます。

Rbバイアス.JPG

Trの立上り電圧は、TrのデータシートのIb-Vbe特性表から判断します。(ここでは0.4Vとしました)
2SC1815の電流増幅率:hfe=200とします。(これはBに印加された電流がどの程度増幅されるかを表すパラメータで単純に200倍と考えてください)

上記から、Rb=750KΩ程度(700KΩって無いので…680KΩでも可)で良さそうです。

ところで、「ゲルマニウムラジオ」で検波に使ったダイオードが見当たりませんよね?
これで、ラジオは聞こえるのでしょうか…

トランジスタ(NPN型の場合)は、B(P型半導体)が、CとE(N型半導体)に挟まれた構造をしています。
B-E間だけを考えると、ダイオードと同じPN構造になっています。
この回路は、B-E間で検波を行い、同時に増幅することができる回路になっています。
(Bの前に「ゲルマニウムラジオ」と同じダイオードを付けても、同様に検波できますが、ダイオードとトランジスタの2か所で検波する必要はありませんよね?)

最後に、Bの前についているコンデンサC1です。

Trにバイアスを掛けたことにより、信号波形には直流成分が含まれてしまい、この直流成分が波形を相対的に小さな振幅にしてしまいます。
そこで、入力に「カップリングコンデンサ」と呼ばれるコンデンサをつけて、直流成分を除く様にしています。
コンデンサの容量は … なかなか難しいところですが、経験上0.1μF~1μF程度のセコンデンサが良いように思います。(えっと、実は良く理解してないです)
容量が小さすぎると音が出ませんし、大きすぎても良くないようです。(違ってたらごめんなさい…)

さて、これで鳴るはずですが、鳴らない・思ったより音が小さいと思ったら、RcとC1の値を変えて実験してみてください。
なかなか設計通りにならないのが「アナログ」です。(自分が無知なだけですね!すいません…)

次回は、実際に組み立てしてみましょう


記事投稿:池田
posted by towa at 14:27| 初心者電子工作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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