アマチュア無線をされている方であれば常識なので、ご存じだと思いますが、無線で使用する周波数帯(バンド)の事を周波数で呼ばずに波長で呼びます(昔はそうでした…。)
(例:7MHz帯⇒40m、50MHz帯⇒6m 等)
周波数と波長はどのような関係があるのでしょうか?
まずは、電波とは、一定周期で振動している波の様な物だと思ってください
「周波数」ですが、これは、1秒間に何回波が来るのか(振動するのか)を表しており、Hz(ヘルツ)という単位で表します。
50MHzというのは、1秒間に50×10^6回つまり、1秒間に5000万回振動していることを表しています。
では「波長」とは何でしょうか?「波長」は波が1回振動した時の進んだ長さ(距離:m)と考えます(実際に1波長を物理的に直接測定するのは難しいですが…)
音波や電波・光の様に、1秒間に進む距離が解っている場合は「周波数」から計算することができ、「周波数」と「波長」の関係は、下記の式で表すことができます(電波の場合)
電波の速度は、300×10^6m/s=300Mm/sですので、50Mzの電波の波長は、「6m」ということになります。(300M/50M=6)
この「波長」電波を扱う場合には結構重要です。
「波長=λ」と同じ長さを持ったアンテナを使えば、電波を効率よく伝搬させることができるのです(実際は、1λだと大きくなりすぎる場合が多いので、1/2λや1/4λサイズのアンテナやアンテナ線にコイルをつないで、電気的に波長を合わせたりもします)
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記事投稿:池田