また、数学の話で恐縮です・・・
「他の人みたいに面白い話を書け!」ですよね?
でも、また数学の話です
高校で習う数学にはいろいろありますが、対数関数(log)がありますね。
この関数は、中学までに習ってきた「関数」とは違って、ちょっとわかりにくかったのではないでしょうか?
例えば 2^3=M という式があったとします…
これは、「2を3乗したらいくつになるか」ということで、答えは M=8となりますね
今度は指数(3乗の部分)について考えてみます。
「2を何乗したら8になるか」⇒これを表す数が対数(log)になります。
上記の関係を一般的な式で表すと・・・
ここの a は「底」と言い、底が10の対数を「常用対数」と呼び、底がe(ネイピア数=2.71828…)の対数を「自然対数」と呼びます。
さて、指数を対数で表せることが解りましたが、どんなメリットがあるのでしょうか?
例えば、y=10^a という関数があったとします。これをグラフで表すと…
yの値がとてつもなく大きくなってしまい、見づらいグラフになってしまいますが、これを対数関数で表すと
の様に、直線で表すことが来ます。こうすることで、元になったデータの分析や、予想が容易になりますし、計算も楽になります。
高校で習う数学は、サイエンス(科学)を理解する上でも必要な知識です。数学というツールを使って、世の中の現象を理解する事=サイエンスと言えるのではないでしょうか。
記事投稿:池田