今年は日本では菅義偉が第99代内閣総理大臣となった。アメリカではバイデンが大統領選挙で僅差で勝利し、大統領になる可能性がほぼ確実(まだ確定していない)となった。
GDP1位のアメリカと3位の日本のリーダーは自国だけでなく、国際的に大きな影響力をもっているが、このブログで政治のことを論じるつもりはありません。
リーダーの存在は国だけでなく、組織にとってとても重要です。そこでビジネスマネジメントでは「PM理論」(1960年代社会心理学者三隅二不二氏提唱)というリーダーの行動特性を把握する方法があります。
P機能:目標達成・課題解決機能(Performance)
M機能:集団維持機能(Maintenance)
(私たちが馴染んでいる“PM”は午後ですが、午後に頑張るタイプかどうかではありませんヨ!)
P機能は、目標達成に向けて成果を発揮されるリーダーシップです。
M機能は、調和をもたらすために発揮されるリーダーシップです。
PM型:PM機能共に発揮され仕事の成果とともに調和にも強い意識を持っている。
Pm型:目標達成意識は高いが、チームの調和への関心が低い。
pM型:チーム全体への調和の意識は高いが、目標を達成する意識が弱い。
pm型:PM機能共に機能が弱く、目標達成、チームの調和への意識が弱い。
※機能の大きさでPMを大文字小文字で表現します。
このように4つに分類されるのですが、私見ですが、PM型のリーダーが最も良いことは分かりますが、人間は完ぺきではありません。Pm型のリーダーをpM型がフォローできるのが望ましいのではないかと思います。
家庭でもP機能を父親、M機能を母親が担っているケースは多いと思います。もちろんその逆もあると思います。
リーダーである人もそうではない人も自分はPとMどちらが強いタイプか意識されるとそのうち小文字が大文字に変わってくるかもしれませんね。
記事投稿:竹内