新型コロナウイルス感染者数が増加していますが、相変わらずの満員電車です。東京営業所では12/10より輪番制テレワークを導入します。
弊社ではウイルス全般に効果が見込めるオゾン発生器も取扱いしていますので、是非お問い合わせください。(においにも効果が高い製品です)
以前レオパードゲッコーの色や柄は遺伝子に依存するという小ネタをUPしているのですが(温度依存性決定 雌雄の話)犬や猫に品種がある様に、レオパードゲッコーにも品種(色や柄、大きさ、目の表現)があり、これをモルフと呼びます。このモルフの決定はは両親からの遺伝子に依存します。今回は遺伝のお話です。
【優性遺伝と劣性遺伝】
基本はメンデルの法則です。遺伝子は基本的に一対存在し、両親から一つづつ遺伝子を引き継ぎます。両方の遺伝子が共存する場合、優性が容姿の表現として現れますが、劣性も隠れて受け継がれます。
【ホモ接合、ヘテロ接合】
遺伝子の組み合わせがAA、aaなど同じ組み合わせをホモ結合、Aa、Bbなど違う組み合わせをヘテロ結合といいます。優性遺伝の場合はヘテロ結合でも容姿の特徴が表現されますが、劣性遺伝の場合はホモ結合でないと容姿の表現がされません。
では、上記をふまえてノーマルとマックスノー(優性)を交配した場合に産まれてくる子の確率を見てみます。
※優性はノーマルと交配した際に優性表現がされるかを基準としています。
理論上ではノーマルとマックスノーが半分ずつ産まれる計算になりますね。では実際はどうかというと…。
この表は実際に知人がマックスノーとノーマルを交配した際に産まれた子のモルフを家系図にしたものです。
理論と全く違うので、繁殖した知人もえ?となっていましたが
レオパードゲッコーはペットとしてたくさんのモルフが作られているため、このような事は実際に良くあるようです。
この場合は両親が劣性遺伝子(アルビノ、ブリザード)を隠し持っていたという事になります。(要するにミックス、雑種です)
思ってもない子が出てきたりしますが、産まれたベビーはみんな可愛いですね。
この中のブリザードは今はうちの子です。弊社Twitterでアイコンを飾っています。
投稿:渡辺