2020年11月04日

海外協力工場を選定する際の留意点

コロナ禍において海外へ自由渡航ができない状況ではありますが、貿易の前提である工場の選定、仕様打合せ、流通確認等々は案件がある限り続いていきますね。
私もコロナ以前は5回/年程度は台湾出張をしてましたが、現在は新しい案件はありますが、足踏み状態となっております。成田空港ではPCR検査の体制も整っているようで徐々に規制も緩和されてくると思います。私が工場選定で意識していることをご紹介致します。

1.5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)の取組み
  台湾でも「5S」はありますよ。
  台湾では「躾」の個所を「教養」と記します(写真参照)。
  私個人としては「教養」といわれると急に自分に自信がなくなりますね(;'∀')
  当社の協力基板実装工場(台湾)は5Sが継続的に保たれています。
  
  5S-thumbnail2[1].jpg


2.作業工程、品質規定などの標準化された規定があるか

  標準があるからこそ「改善」もできますね。

3.工程で異常が発生した場合の異常の定義、打ち上げ方法が明確になっているか。
   異常とはどのような状態か、異常発生時の打ち上げ方法=「報・連・相」の手続きはどうなっているか。
   大事ですねぇ。作業を止める勇気を持ちましょう。


4.変化点管理(日常変化・突発変化・計画的変化)への対応方法が明確になっているか。
  変化点を見逃すことで不具合が発生することがありますね。変化点を管理することで品質を保持できます。

5.ヒューマンスキル・テクニカルスキルの維持向上のための教育制度があるか。
  一般作業、特殊作業は社員のスキルによって管理する必要がありますね。作業者認定制度があると良いですね。
   E69599E882B2E8A893E7B7B4-thumbnail2[1].jpg


その他にもいろんな見方があると思いますし、安全やモラルに関することも重要だと思います。

ですが・・・

当社から手配できるのは注文して下さるお客様があるからこそです。
感謝の気持ちを共有できることはとても重要ですね。

お客様と工場の人たちとワイワイしながら一緒においしい台湾ビールが飲める関係性はとても重要です(^^)/

記事投稿:竹内

posted by towa at 14:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

抵抗器とは

抵抗器はほとんどの電子回路、電源回路など幅広い用途に使用される部品です。コンデンサ、コイルと並んで受動部品に区分されます。

主な働きは次のようになります。
・回路に合わせた電流の調整
・電圧を下げる、分圧する

この抵抗器、コンデンサ同様たくさんの種類があります。
一覧を下記にまとめました。
抵抗器.JPG
※クリックで拡大します

弊社でも主要メーカー製品の取り扱いがあります。是非お問い合わせください。


投稿:渡辺

posted by towa at 08:56| 製品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする