2020年10月16日

脱臭の実験をしてみました(オースリークリア3)

弊社で取り扱いをはじめたオゾン発生器ですが、オゾンがコロナウイルスの不活性化に効果があるという実験結果が公表され、現在はウイルス対策機器として取り上げられていますが、もともとは脱臭・消臭の用途をターゲットに使われていました。

そこで、東京営業所で脱臭の実験をしてみました。

【環境】
ロッカー室(1坪くらい)
ロッカー室内でタバコ(紙)を吸った後オースリークリア3を稼働させて実験

【使用製品】オースリークリア3
① スイッチONから5分間600mg/hrのオゾン放出
② 1時間停止
③ ①~②繰り返し

※上記はサイクル運転として、起動時に設定しています。
(サイクル運転は任意での設定が可能です)


部屋のにおいは1時間ごとに確認しました。
・実験開始直後…ロッカー室の外からでもタバコのにおいがする
・1時間後…1度目のサイクル運転でほぼ脱臭されている
・2時間後…タバコのにおいはないがオゾン臭が強い⇒窓開けして換気
・2時間半後…オゾン臭も取れて、脱臭完了

今回は実験の為、サイクル運転2回で実験していますが、実際はサイクル運転1回で
充分脱臭可能でした。下記で推奨されるサーキュレーターも使用しませんでしたが
特に問題もありませんでした。(広いスペースでは使ったほうが良いと思います)

ちなみに脱臭で推奨される条件は次のようになります。
・オゾン濃度 1.0 ppm(無人環境)
・ニオイ物質との接触時間 1 〜 3 時間
・サーキュレーター併用
※オゾン濃度は部屋の広さとオゾン発生器の生成量(分単位)で求めます。
※オゾンが発生してから、部屋のにおいと反応して消臭されるまで1~3時間ほど必要です。


予想以上の効果がありましたが濃度の高いオゾンは人体に影響があるので、脱臭の際は無人環境が推奨となります。
※有人環境でのオゾン推奨濃度は0.05~0.1ppmとなります。

ご使用環境に合った機器や使用方法のご提案も出来ますので、お気軽にお問い合わせください。


投稿:渡辺


posted by towa at 09:31| オゾン発生器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月15日

オゾンの効果の一つ・忌避効果

弊社で取り扱いを始めました、アースウォーカートレーディング社製・オゾン発生器、
これまで消臭例に対しての効果や使用してみた動画などをお伝えしてまいりましたので、
今回はタイトル通り、忌避効果についてお話をしていきたいと思います。
弊社の取り扱い製品に関しては、こちらをご覧下さいませ。

あまり居て欲しくない虫や動物のトップ10には入ってきそうなゴキブリ・コバエ・ダニ。
(ペットローチという言葉もある位ですので、ペットとして飼うゴキブリさんは別です)

実はオゾンは虫や動物に対しての忌避効果(きひこうか)もあるのです。
ここから下はあまりきれいではない言葉が出てきますので、食事中に読むのはお勧めいたしませんよ。




まず、オゾン発生器に殺虫効果はありません。
その代わりに忌避効果というものがあります。居づらくさせてしまうということですね。
例えば、部屋に落としてしまったお菓子。台所の生ごみ。ペットの糞などを放置しておくとします。それは雑食なゴキブリなどにとっては絶好の餌ですよね。それはもう、居心地がいいかと思います。
それらを処理したとしても、一度卵や糞をその場で生んでしまえば1匹のゴキブリを退治したとしても、コバエやダニを駆除したとしてもまたその場に発生してしまいますよね。
では、オゾン発生器って何の役に立つのでしょうか?
それが、上に書かせて頂いた忌避効果という、居づらくさせるという事に繋がります。

オゾンのニオイが発生するのは、分解作用が働くからと以前書かせて頂いたのですが、
ゴキブリ・コバエ・ダニなどの繁殖活動に必要なフェロモンの分泌物・安全や危険を知らせる情報交換機能を含む糞の中の化学物質も分解してくれるので、繁殖活動に支障をきたし集団での生活がしづらくなるので、生息しづらいという結果を生みます。

動物や虫の移動の速度もありますので短期で効果を生むものではないですし、オゾン発生器を置けばゴミを放置していても構わないと言う訳ではありませんよ。
部屋を清潔にした上でのご使用をおススメしております。


記事投稿 東京営業所アシスタントS
posted by towa at 10:00| オゾン発生器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月13日

今朝の雲の様子

こんにちは。
東和電子 東京営業所のアシスタントSです。

今朝は雲がキレイでしたので、写真を撮ってみました。
2020.10.13.jpg
貴重な晴れ間は布団干し日和ですが、午後からの天気は下り坂の様です
アシスタントSはご覧の通り写真を撮るのも下手なのですが、
「これはなに雲かな?」と、上空の空を朝からのんびりと眺めておりました。

秋の雲の代名詞、ひつじ雲とうろこ雲は似ているのですが、
ひつじ雲は高積雲(こうせきうん)の雲の一つ。
うろこ雲は巻積雲(けんせきうん)の雲の一つ。
と違いがあり、低い位置に出来るのがうろこ雲です。
東京営業所に天候にも詳しい所長がおりますので、違っていた場合は訂正して下さるだろうと思いながらブログを上げております。

年末が近づいており忙しい毎日をお過ごしかと思いますが、たまには空や自然を見て息抜きされて下さいね。
皆様無理はなされないよう、どうぞご自愛くださいませ。

記事投稿 東京営業所アシスタントS
posted by towa at 11:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月12日

フーコーの振り子って知っていますか?


フーコーの振り子って知っていますか?
普段は、全く気にしていませんが、ご存じのように地球は自転しています。
地球の自転を目で見て体験できる装置があるのをご存じでしょうか?

上野の国立科学博物館(今は予約制)に展示されている「フーコーの振り子」という展示物(今は休止中)がそれです。
大きな振り子がゆっくりと動いているだけの装置ですが、振り子の軌道面が、地球の自転に従って、少しづつ回転していく様が、観察できます。(国立科学博物館だけでなく、日本の他の場所にもあります)

Foucault.gif

この振り子を地球のの極点(北極・南極)に設置すると、24時間で軌道面が一周します。
振り子自体は慣性の法則に従って、同じ軌道を運動しようとします。
振り子が振れている間に、地球が自転してしまうので、その分が軌道面の回転といった現象で観測できるのです。
北極や南極の極点では、24時間で一周しますが、緯度が下がるにつれて(赤道に近づくにつれて)24時間たっても一周しなくなります。

緯度θ において、フーコーの振り子の軌道面の回転は、1日あたり360°sinθで表されるので、極点では 360°sin90°=360° で24時間でちょうど一周しますがが、赤道上では360°sin0°=0°となり、軌道面は回転せずに、同じところを往復します。
これは、「フーコーの正弦則」という法則で表されますが、その導出はちょっと難しいので、興味のある方は、調べてみても面白いかもしれません。

フーコーの振り子に限らず、物理現象は基本的に数字で表現できます。
単に計算を解くばかりの数学ではなく、身の廻りの現象と結びつけると、つまらなかかった数学や物理が面白くなりますよ!

数学上の大発見「微分・積分」も大変面白い考え方です。(これは、私が数学に興味を持ったきっかけになりました・・・次回に書けたら簡単に書こうかと思います)

記事投稿:池田
posted by towa at 15:18| 天体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月08日

樹上棲(じゅじょうせい)と地上棲(ちじょうせい)

オゾン発生器の取り扱いをはじめました。
詳しくはHP、このブログでご確認ください。

全く話が外れますが、我が家にいるゲッコーと区分されるヤモリたち、同じヤモリでも生態や種類の違いによる特徴もそれぞれです。

【樹上棲(じゅじょうせい)】木の上に棲むヤモリ クレステッドゲッコー
IMG_20200813_230430.jpg
(ヤモリの裏側)

日本の住宅でも良く見る、壁に這っているタイプのヤモリです。
生息地はニューカレドニア、木の上に棲むヤモリです。実は絶滅したと思われていましたが偶然発見されたことをきっかけに人の手で増やされペットとしてみるようになりました。
食性(ごはん)は昆虫食性に近い雑食(フルーツ)

足の指が先に向かって広がっています。足の裏には細かい溝があるのですが、これを
趾下薄板(しかはくばん)といい、この足の裏で壁を這ったりガラスに張り付いたりします。手触りは大福のようにもちもちしています。まぶたは無く、目のふちにまつげのようなうろこが発達しています。(寝ているときはこのまつ毛が下を向きます)
外敵に遭遇すると尻尾を切ります(自切)が再生しません。


【地上棲(ちじょうせい)】山岳地帯や内陸部に棲むヤモリ レオパードゲッコー
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(ご飯かと出てきたりします)

生息地はアフガニスタンやパキスタンなどの中東です。やはり人の手で増やされ
ペットとして見かけるようになったヤモリです。
食性(ごはん)は昆虫食性です。

大人しく、丈夫で、品種(カラー)も豊富なため近年人気があります。
つま先は先に向かって細くなり、小さな爪があります。地上で生活する種類で
壁やガラスに張りつく事は出来ません。太い尻尾は栄養を貯める事が出来、健康のバロメーターとなります。

細かい鱗があり、お腹はガラスの表面のようにツルツル、背中はざらっとしています。
ヤモリですが瞼があり、トカゲのようにまばたきをすることから、和名はヒョウモントカゲモドキといいます。
外敵に遭遇すると尻尾を切ります(自切)が再生します。


どちらも食性が昆虫のため飼いにくさがありましたが、最近は配合飼料が出ているためとても便利になっています。我が家では昆虫(主に餌用コオロギ)、配合飼料どちらもあげているので自宅では餌(昆虫)にも餌を与えるという食物連鎖が繰り広げられています。


投稿:渡辺


posted by towa at 09:00| 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする