2020年09月02日

たかが「プラスチック」されど「プラスチック」

「プラスチック」と一言で言いますが、「プラスチック」には多くの種類があることをご存じでしょうか?
たとえば、エポキシ接着剤や、木工用ボンドもプラスチックの一種です。

また、よく「ビニル袋」と言いますが、通称「ビニル袋」は、主にポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)で作られており、ビニル基(CH2=CH-)を持っていないので、本来の意味を考えると「ビニル」袋ではないのです。

プラスチックを大きく分けると「熱可塑性樹脂」と「熱硬化性樹脂」に分けられます。
熱可塑性樹脂は、熱を掛けると柔らかくなる樹脂、熱硬化性樹脂は熱をかけると固くなる樹脂です。

一般的には、熱可塑性樹脂が多く使われていますので、その種類について、簡単にご紹介しようと思います。

プラスチック.JPG

上記ですべてではありませんが、用途によって細かく使い分けられているのが解ると思います。
たかが「プラスチック」されど「プラスチック」ですね。

弊社では、一部プラスチック加工もお受けできますので、ぜひご相談ください。

記事投稿:池田

posted by towa at 14:25| まめちしき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

紫外線の用途いろいろ

本日は我が家の生き物の写真から。カメ様の日光浴タイムです。

爬虫類は変温動物の為、日光浴で体温や代謝を上げて、消化や脱皮の助けにしています。

InkedIMG_20191231_113240_LI.jpg

丸印のついたこのランプ、紫外線(UV-B)ランプです。(手前は保温球)
屋内で飼っているため、この二つのランプで太陽光を再現しています。

さて、太陽光には紫外線が含まれてますが、紫外線にはいくつか種類があるのはご存じでしょうか。地上に届く紫外線は近紫外線と呼ばれ、人の目には見えない電磁波(波長)です。
そしてこの紫外線も波長によりUV-A、UV-B、UV-Cと種類が分けられ様々な用途に
使われています。主な用途を下記にまとめました。

紫外線用途.JPG
※クリックで拡大
☆表が小さいので拡大してご覧ください。

この表の中で今注目されているのはUV-Cですね。ウイルスや菌のDNAに直接ダメージを与えて破壊するため、殺菌効果が期待できます。
菌に耐性を作らず、短時間で処理ができるメリットがある一方、対象は表面のみであり光を遮るものがあると殺菌が出来ないなどのデメリットもあります。


記事投稿 渡辺

posted by towa at 09:20| まめちしき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする