平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
ご不便をお掛けいたしますが、ご了承の程よろしくお願い申し上げます。
■年末年始休業期間■
2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)
2025年1月6日(月)より通常通り営業を開始いたします。
記事投稿 中川
2024年12月26日
2024年10月15日
クレステッドゲッコーの脱皮不全(また)
タイトル通りここ最近の温度と湿度の急降下のせいか、クレステッドゲッコーのチャコが脱皮不全を起こしました。
当然ながら、脱皮不全の写真を撮る余裕はありませんでした。
クレステッドゲッコーは他のヤモリと比べて皮膚が薄いのか、成功してもあちこちに脱ぎ散らかしているのですが、今回は顔面と手足の裏だけは綺麗に取れていたものの、体は丸残りです。
なので、脱皮促進剤をスプレーしてピンセットで剝がしましたが、めちゃめちゃ抗議するんですよ…。
ゲコゲコ鳴いて、尻尾をペチペチします。(威嚇はされない当たり、飯係は認識しているようです)
少しずつ皮を剥がし、ケージを加湿して3日かかりました。
終わった後のチャコはこちらです。
人工の葉っぱの下に隠れて出てきません。そりゃ嫌だよな…。
でもご飯をあげたらしっかり食べていました。
今回は足の裏や顔面は大丈夫だったので、病院には行かずに済みました。
また乾燥の季節なので、脱皮不全にならないように気を付けてやらねば…。
投稿:渡辺
2024年10月09日
爬虫類に必要な日光浴
だいぶ前にブログの記事にしましたが、昼行性(昼型)爬虫類(カメ、トカゲ)は太陽光が必要です。池のカメが春や夏によく日干ししていますよね。
爬虫類にとっての太陽光は、変温動物である彼らの体温調節をし、紫外線はビタミン生成やカルシウム吸収、骨の形成を促す大切なものです。
ですので、飼育下の場合は太陽光の代わりとなるものが必要になります。
それがバスキングランプ(熱源)と紫外線ランプです。
どの爬虫類にも同じランプを使う訳ではありません。生体の生息地に近い温度や紫外線量にすることが必要になります。(生息地の気候を調べてランプを購入します)バスキングランプも紫外線ランプも色々な形状、強さのものがあるので、飼育環境に合わせて選ぶことができます。
紫外線の波長と爬虫類に対する働きは以下となります。
UVA(315nm~400nm)
脱皮や食欲の増進の作用があるとされています。
UVB(280nm~315nm)
爬虫類はUVBからビタミンD3を生成することにより、体内にカルシウムを吸収、丈夫な骨を保ちクル病(骨がもろくなる病気)や骨疾患を予防します。室内飼育の爬虫類はクル病が多いので、大切な紫外線です。
UVC(100nm~280nm)
殺菌作用があり、爬虫類の病気(皮膚病など)を防ぎます。
カメを例にすると、日本の池などにいるイシガメやクサガメなどのミズガメは、あまり強い紫外線を必要とはしませんが、リクガメには強い紫外線や温度が必要です。これはリクガメが熱帯や亜熱帯原産の生き物であるためです。
ミズガメ。上のランプがバスキングランプ、下のランプが紫外線ランプ(一番弱いもの)
ムツアシガメのむっちゃん(インドネシアなどに生息する大型のリクガメ。
温室の中で、更にバスキングランプを付けて飼育されていました)
ちなみに夜行性の爬虫類や蛇などはランプ不要と言われています。
ですので我が家のヤモリ達にはランプはつけていません。
そのあたりもまた別の機会に書こうと思います。
投稿:渡辺
2024年10月02日
アンコンシャス・バイアス
こんにちは。
東和電子東京営業所のアシスタントSです。
先日LINEで母と下記のようなやり取りをしました。
S(アシスタントS):(AM8:59)「9時40分に図書館へ出かけます。戻りの時間は18時位です。帰ったら家の補修をしたいと思っています。ブルーシートはありますか?無ければ百円ショップで買ってきます」
母:(AM10:28)「ブルーシートはあります」
S:(AM10:29) 「養生テープはあるので、明日までに覆っておきます」
母:(AM10:30)「玄関前にブルーシートは置いてあります」
S:(AM10:31)「見たら判る所に置いておいてね、初めての人が見ても判る場所でお願いします」
母:(AM10:31)「養生テープの他にも布テープを買ってください」
S:(AM10:32)「養生テープは持っているので買わないです」
母:(AM10:33)
(←了承のスタンプ)

私はこのやり取りで、【養生テープはある】とLINEしているのに、何故【養生テープは無い】に母の頭の中で変換されてしまったのだろう?と疑問に思ってしまいました。
そこで図書館や書店で本を借りたり買ってみたりした所、「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」という思考を知る事が出来ました。
今回のやり取りでは母の頭の中で確証バイアス(無意識の思い込み+自分にとって都合の良い情報や期待する情報だけを集める事)が働き、”娘が、出掛けるついでに100円ショップで養生テープを買ってくる”という思い込みをした事で話にすれ違いが生じたのだと思うのですが、
私にも、”AM8:59にLINEを打ったのでAM9:40までに返信が来るだろう”。遅くても”百円ショップを通りかかるまでには返信があるであろう”。という、”〇〇ならば××であろう”という無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)がありました。
誰でもこの無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)はあるものだそうです。
家族間なら問題のない事でも、家の外に出てしまうと問題が出てきてしまう事があるかもしれません。「思い込みかもしれないので確認してみよう」と自分で気付く事が大事なのだそうです。
自分が頭で思い描いている事やその時に感じた感情をそのままそっくり正確に相手に伝える事は、思っている以上に難しいものなのかもしれないと改めて考えてしまいました。
記事投稿:東京営業所アシスタントS
2024年09月26日
2024年09月24日
ごましおの兄弟が孵化しました②
前回から続き、我が家のごましおの兄弟が友人宅で孵化しています。
(ごましおは友人からのもらいっ子)
七郎。アルビノです。ちょっと目が悪いようですがご飯を元気に食べるオープンな子です。
八郎。引きこもり、ご飯も夜間にこっそり食べる陰キャです…。全く出てこないので暗視カメラで撮影…。
ハイイエローですが色すらわからないwww日中は隠れて全く出てこないそうです…。
残る卵は4個…だったのですが、つい先日追加で2個の卵が産まれたそうです。計14個です。レオパードゲッコーの産卵数は10~12個なので、14個は多い…。すごいね。
残りの卵もどうなるか楽しみです。
投稿:渡辺
2024年09月12日
ごましおの兄弟が孵化しました
友人宅CBのレオパードゲッコーのごましお(モルフはブリザードです)
今年も友人宅で6月の末からごましおの兄弟が産まれています。
名前は(卵が)産まれた順でつけています。後ろの()はモルフです。
左から一郎(スノー)、二郎(脱走ハイイエロー)
五郎(ブリザード)、六郎(ハイイエロー、白まゆげカワ(・∀・)イイ!!)
3,4個目の卵は残念ながら孵らなかったそうです。両親がノーマルとスノーの為、
産まれる子たちもハイイエローとスノーの割合が高くなります(むしろ何故ブリザードが出るのか…と思いますが、両親が恐らく色々な品種のかけ合わせの中で産まれた子たちだと思われます)
二郎は脱走犯で2週間ほど前に二度目の脱走を果たし、先日無事に帰還しました(部屋から出てなかったようですが、まず逃がしてはいけない)
しかし、生後1か月に満たないベビーでも2週間食べずに活動できるという、爬虫類の生命力を見せつけられました。
卵は全部で12個産まれたので、この後うまくいけば計10匹のベビーが孵ります。
このままうまく孵ってくれるといいですね。楽しみです(家で引き取る訳ではないですが…)
投稿:渡辺
2024年09月04日
人間は考える葦である
「人間は考える葦である」
ブレーズ・パスカルというフランスの数学者・哲学者が遺した「パンセ」という書籍にある一節です。
「パンセ」とはフランス語で考え・思考・思想などを意味するそうで、この一節は「人間は自然のうちで最もよわい一本の葦にすぎない。しかし、それは考へる葦である」となります。
動物・植物と人間の違いは思考・思想するという事であり、思考し火を起こすことから始まり、それが古代からの文明・文化に繋がって行く訳です。人間だから考えるのであり、考えるからこそ人間であるとも言えます。
では、パスカルの一節を見て、自分はどうだろう、考えているだろうか、人間であるだろうか。
少しでも考える葦でありたいと思うばかりです。
投稿:渡辺
ブレーズ・パスカルというフランスの数学者・哲学者が遺した「パンセ」という書籍にある一節です。
「パンセ」とはフランス語で考え・思考・思想などを意味するそうで、この一節は「人間は自然のうちで最もよわい一本の葦にすぎない。しかし、それは考へる葦である」となります。
動物・植物と人間の違いは思考・思想するという事であり、思考し火を起こすことから始まり、それが古代からの文明・文化に繋がって行く訳です。人間だから考えるのであり、考えるからこそ人間であるとも言えます。
では、パスカルの一節を見て、自分はどうだろう、考えているだろうか、人間であるだろうか。
少しでも考える葦でありたいと思うばかりです。
投稿:渡辺